美容室の会話がしんどいから、カットモデルで切ってもらってる話
僕は東京にきてから、決まった美容室にほとんどいってない。
もう東京にきてまるまる6年だから、けっこうな期間だ。
髪をきってもらうのは全然いいのだが、雑談をしなければならないのが苦手である。
ほんとに話好きで、話も面白ければいいのだが、無理矢理話題をみつけてしゃべられるときつい。
最初のうちは近くの美容院に行っていたが、ある時期からほとんどカットモデルで切ってもらうようになった。
駅前で髪切らせてもらえませんか?と声をかけられたのがきっかけだ。
そこからmixiのコミュニティで検索すると「カットモデル募集」のコミュニティがいくつもあったので、ある程度、家が近くてプロフィールがわりとしっかりとした人に対してメッセージを送って、やりとりして切ってもらってる。
そういうわけで、カットモデルのメリット・デメリットを整理してみた。
【メリット】
1. 格安(もしくはタダ)で切ってもらえる。
これが一番のメリットといっていい、とにかく圧倒的にお金がかからない。
僕はいってるとこは、無料で切ってもらっている。たまにパーマもかけてもらってるが、それも無料。
これも美容室によって違う。1,000円ぐらいはかかるところもある。
2. あんましゃべらなくても大丈夫な雰囲気
前述したように僕はあまりしゃべりたくないタイプだが、カットモデルの場合、見習いみたいな子が必死になって髪を切っているのでしゃべる余裕があまりなくて、結果としてほぼしゃべらない。もちろんカットする前や後はそれなりにしゃべるのだが。
3. 刺激になる
まだ見習いみたいな子が多いので、うまくなろうと必死になっている人が多い。
忘れかけていた初心を思い出させてくれたりする(テレビのドキュメンタリーみてる感じ)俺もガンバらなきゃなーってたまに思ったりする。
【デメリット】
1. 始まる時間が遅い
業務が終わってからやってもらうので、平日は21時30分以降、土日は19時半以降っていうパターンが多い。
平日にパーマとかけようもんならばほぼ終電になる(一回終電のがしそうになった)
2. 失敗する可能性もある
だいたいプロの先輩みたいな人が横にいるので、ほぼ変なことにはならない。
最後はプロの人が調整して切ってもらうこともあるぐらいだ。
ただ、一回パーマをかけてもらったときに皮膚にパーマの熱さが伝わってきて、やけどするんじゃないかって思ったことがある(実際にはやけどしてなかった)
3. 従業員のしゃべってる声とはがんがん聞こえる。
営業時間外なので、お客様という扱いではなくなるのでいわゆる「おもてなし」はほぼない。
従業員の笑い声とか怒鳴り声も聞こえて、嫌な人は嫌だろうが僕は美容室の裏側をみているようでけっこう面白くみている。
とはいえ、メリットのほうが多いと思って、いまだにカットモデルできってもらってる。
「また切らしてください」とか「友達紹介してください」とか言われる始末。
俺はまだまだカットモデルでいいやー。