好調な医療業界についてお勉強してみる

仕事柄医療系のお客さんと話すことが多くなってますが、

全然話しについていけません（泣）

今の時代、健康はトレンドでもあるので最低限のことは知識として持っておいたほうがいいと思うので、お勉強したいと思います。

医療業界の現状とは？

現在の医療制度は、破たんの危機に瀕しています。医療保障は国民から徴収する健康保険料が原資となっていますが、少子高齢化や景気の低迷によって、原資が集まらずに破たんの危機を迎えようとしているわけです。国民の人口が減少傾向にある中で、どうやって高齢者の社会保障や医療保障を担うのかという問題があります。

そのために、医療保障費の抑制や健康の促進、無駄の是正などを目的とした医療制度改革が始まろうとしています。

【業界の動向】

高度医療や生活習慣病向け医薬品需要の拡大にともない、医療費の負担は膨張。国は薬価負担の抑制策として低価格の「後発医薬品（ジェネリック医薬品）」への切り替えを促進しており、市場の拡大が続く。新薬メーカーでは研究開発費の増大や薬価の引き下げ、主力薬の特許切れ「2010年問題」に対応するため、新しい収益の柱を模索している。ニーズに合った新製品の投入や新興国市場の開拓など販売網の構築を進めるほか、重点疾病領域への新薬開発の投資集中や、ワクチン市場の拡大を見据えた事業展開などが本格化している。また、抗がん剤としても使用されている抗体医薬品をはじめとする「バイオ医薬品」が今後の成長分野として注目されている。

代表的な会社▼

●新薬（医療用医薬品）
武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、エーザイ、大正製薬
 塩野義製薬、ツムラ、ゼリア新薬工業、杏林製薬、小野薬品工業、持田製薬
 ファイザー、中外製薬、ノバルティスファーマ、万有製薬、アボット・ジャパン
三菱ウェルファーマ、帝人ファーマ、明治製菓、協和発酵、キリンビール

●後発品（ジェネリック医薬品）
沢井製薬、共和薬品工業、大洋薬品工業、長生堂製薬、東和薬品

●一般用医薬品（OTC：ドラッグストアなどでも買える薬）
大塚製薬、佐藤製薬、ロート製薬、アース製薬、大幸薬品
※医療用医薬品メーカーの多くが一般用医薬品も開発しています。

●調剤薬局チェーン
日本調剤
 アインファーマシーズ（アイン薬局、今川薬局など）
クラフト（さくら薬局など）
総合メディカル（そうごう薬局など）
クオール（クオール薬局など）

●薬品卸
クラヤ三星堂、スズケン、アルフレッサ、サンキ、東邦薬品

●医療機器メーカー
テルモ（体温計、血液バッグ、人工心肺システム、カテーテルシステムなど）
オリンパス（生物顕微鏡、内視鏡など）
日本光電工業（脳波検査、筋電図検査、除細動器など）
GE横河メディカル（CT、MRI、超音波診断装置、X線撮影装置など）
エア・ウォーター（高気圧酸素治療装置、人工呼吸器など）
※機器ごとにさまざまなメーカーが乱立している状況