金持ち父さん③〜マルチに騙されないために〜
前回からの続き~
Mに誘われるままキャッシュフローゲームの会場へ
会場といっても、喫茶店ルノワールの個室部屋だ
そこで4,5人が一グループとなってゲームが始まる。
私はまったくやったことないので、とりあえずMの隣でやり方を教わることに。
しかし10人ぐらいいたのだが、そのほとんどが一番最初にMに誘われて行った飲み会のメンバーのようだった。
異業種交流会だからという説明を受けていったのに・・・
やはりあの飲み会は金持ち父さんの飲み会だったようだ。なぜ最初にそう言わないのか・・・。
中には私のことを覚えてくれた人もいたようで
「やっまーね、久しぶり」
と言ってくるやつもいる。(どうでもいいけどその呼び方はやめろ(*_*)
とにもかくにもゲーム開始
ゲームとしては人生ゲーム、モノボリーみたいなすごろくのゲームに似ている。
不動産とか株とか買って不労所得を得て、不労所得が総支出より多くなって、ラットレースから抜け出したら勝ちっていう。
いつぞやのY先輩の話と同じですな。
ちなみに、このすごろくみたいなのが2万以上もするらしい。
自分でも真似たら作れそうだが・・・
しかし、ゲームっていってもすごい取っ掛かりづらい。
説明書読んですぐやれって言われても絶対できないぐらい難しい。
Mも自分のことでいっぱいいっぱいみたいで全然教えてくれんし。
僕はちょっと簿記習ってたから後半はまだ理解できたが、結局ゲームにあがれずに終了。
なんだこれは(*_*)
ゲームの途中で気づいたのだが、もう一つのグループでも初めてゲームに参加した女の子がいた。
なるほど。こうやって経験者3,4人が初心者1人を取り込んでいくのか・・・巧妙だ。
終わっていつものテンションで「やっまーね!ゲーム楽しかったでしょ!」
さらに
「もうちょっとだったじゃん!すごいなー。俺が始めてやったときは全然できなかったよ!」
といった具合で異様にヨイショしてくる。
2,3人でヨイショされる。
・・・もうそっとしといてくれっ!!
ネットの情報によると、ここまで来るとそろそろネットワークビジネスの事業説明会に誘われるらしい。
そこに行って断ると身の危険がするらしいので、私もそろそろこの辺で手を引きたいと考えている。
最後にネットワークビジネスに対する私の考えだが、最初から一貫してよくない。
という認識はかわらなかった。
勧誘するということが仕事になっているネットワークビジネスの生き方は、大切な友人関係を壊す。
儲からなかったら借金をつくり、つぎこんだ労力や時間にみあわない報酬しか得られない。
ごく少数派のネットワークビジネスでお金を儲けている人も、多くの人々を犠牲にして知人・友人に迷惑をかけながら、その犠牲のうえに「勝ち組」になるかしかない。
私はどっちも嫌だから絶対やらないけどね。
それでもいいと思うんならしょうがないけど、人に迷惑かけるのはやめてくれって感じです。
向いていて大成功する人もいるので、やりたいという方にやめろとはいいませんが、自分の友人であれば、とても厳しいビジネスであることは話したいと思います。